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インギー、今明かされる驚愕の真実
よぅ!
スウェーデンの生んだネオクラシカルの貴公子こと、イングヴェイだ。
貴族、正確には伯爵だ

前回はアルゼンチンへ旅立ったところまで伝えたんだったな。
それから色々なことがあったよ…
本当に色々なことがあったんだ。
それらの顛末について伝えようと思う。



まぁとりあえず振り返って考えてみると、俺は浮かれすぎていたんだろうな。
空港に着いた俺を迎えたのは、アルゼンチンサポーターの熱狂の渦ではなく、
“Welcome, Mr. Malmsteen”のプラカードを下げたハゲチャビンのジジィ1人だった
そのことのおかしさにもっと早く気付くべきだった。
暴動にならないよう極秘にされてるんだな、とは我ながら調子こきすぎた。


そのハゲチャビンの運転するオンボロ車に揺られながら、
それでも俺は自分のこれからの栄光の日々に酔っていた。

やけにこじんまりとしたオフィスに案内された時にも、
まだ俺は自分のこれからの栄光の日々に酔っていた。

中に通されると、これまたハゲチャビンのオッサンが出てきて、
いきなり抱きついてきたあげくサインをせがんできた時にでさえ、
まだまだ俺は自分のこれからの栄光に日々に酔っていた。


酔っていた挙句に、何書いてあるか分からない契約書にもノリでサインしてしまった。
ついカッとなってやった。今は反省している。


ことがそこまで及んでから、言語が通じないのはやはり不便だと俺は感じ始めた。
そこで俺はついに我が秘宝を使うことにした。
日本ツアーの際に青い猫型ロボットからもらった、ホン○クコン○ャクという道具だ。


その不思議な食感の道具を食べ終わると、見事連中の言ってることが分かるようになった。
そして同時に何かがおかしいんではないか、ということに気付きだした。


まず最初に俺のところに来た奴はSergio Veronという奴で、スカウトらしい。
コイツが来た理由は片言の英語が喋れるから、だそうだ。

次に空港で俺を出迎えたハゲチャビン。コイツはLuis Munez。
どうやらアシスタントコーチを務めているそうだ。

で、最後に現れたハゲチャビン。
やたらギター弾いて、とせがんでくるコイツに俺は自己紹介を求めたわけだ。


  ●3● 「お前誰だよ」
  ハゲ  「Ricardo Tettamantiダーヨ」
  ●3● 「てったまんてぃな。お前の仕事は何よ?」
  ハゲ  「オーナーダーヨ」
  ●3● 「オーナー?代表にもオーナーってあるのか?スポンサーなのか?」
  ハゲ  「代表?なんのことか分からないケード、このクラブは私のモノデースヨ」
  ●3● 「…クラブ…?(汗)」
  ハゲ  「そう、私がこのクラブ、Atletico Rafaelaで一番偉い人デース」
  ●3● 「…なんで俺を呼んだんだ?」
  ハゲ  「定期購読してるBurrn!!でアナタが監督したがってると知ったからデース。」
       「チームの成績適当でいいから、毎日ギター聞かせてクダサーイ」
  ●3● 「ケツの穴からチェーンソー突っ込むぞ、ってスペイン語で何て言うんだ


殺人衝動に目覚めそうになってきたのと、焦りを見抜かれたくなかったのとで、
俺は少しその場を離れ、ノートパソコンを起動した。
ぐーぐる使って検索検索…Atletico Rafaela…
見事公式HP発見。一応あるのか。
現状どんなクラブなのかというと…

アルゼンチンリーグ 2部



眩暈がしたね。さすがの俺も眩暈がしたよ。
これだけ呆然としたのは前妻監禁容疑で警察にしょっ引かれた時以来だ
あの時は誤解が解けて何ともなかったが、今回はマジらしい。
ニュースを見てみたが、ペケルマンの後任はバシーレとかいう奴に決まったらしい。
バシーレなんて知らんが、俺でないことだけはどうやら確かなようだ。
あとアルゼンチン代表ユニフォームはあんなちゃっちいユニフォームじゃなかった。
この世界の創造主が南米代表ユニフォームキット入れたおかげでちゃんとしたものだ。
ここに貼っておくから暇な奴は比較してみるといい。
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しかしどうしたもんか…
一瞬とにかく逃げ出そうという考えが浮かびはした。
だが契約書にサインしてしまったし、
何より、間違えて来ちゃいました♪、なんて醜態を晒すことが許せない。

悩みはしたが、俺はここからのし上がって行くことに決めた。
アルゼンチンからならば、目標は勿論リベルタドーレス制覇だ
トヨタカップ出場を決めればヨーロッパのクラブの目も俺に向くに違いない。
サッカー界でも革命を起こしてやるわ。


だが、とりあえずはテッタマンティがまたせがんできたからギターでも弾いてやろう。
今度はEclipseでも弾いてやるか。



というわけで、これから苦難の道のりが待っていそうだが何とか頑張っていくつもりだ。
幸いテッタマンティの奴はそこまで貧乏というわけでもなさそうだしな。
まずはAtletico Rafaelaの1部昇格目指して奮闘するさ。
まぁ俺がイングヴェイである以上この先は何とでもなるだろう。
それじゃ次回も楽しみに待っていろ、Play Loud!!
 
 
 
 
インギー通信 vol.2
<インギー通信 vol.1   インギー通信 vol.3> 
 
 
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by yjmalmsteen | 2006-07-09 17:00 | 06-07 At. Rafaela
インギー、アルゼンチン代表監督就任!
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よぅ!日本の1億人のファン達!
俺様がイングヴェイ=マルムスティーンだ。貴族、正確には伯爵だ
最近音楽一本では俺様の才能を使いきれていないんじゃないかと気付いてね、
何やろうかと考えてた時に思いついたのがサッカーというわけだ。
今以上の名声を世界で得るためにはベストチョイスなんじゃないか?
政治家も考えたが、めんどくさそうだしつまらなそうだからな。
      
というわけでCL制覇してビッグイヤーとやらを掲げることを新たな目標にして出発。
まずは野望の第一歩として、
雑誌に俺がサッカーの監督したがってることを掲載することにした。
Burrn!!とかヤングギターとかね。誰もが読んでるCoolな雑誌だからな



するとどうだ、早速反応があった。
まぁあくまでCL出られるチームがいいからな、
生半可なオファーなら蹴ろうと思ってたよ。
俺様は自分を安売りすることなんてしない。自分自身の価値を知ってるからな


しかし来たスタッフの奴に会ってみていきなり困った。
いきなり俺の分からん言語しゃべる奴が来やがった…
聞いた感じスペイン語のような感じはしたが、俺様英語とスウェーデン語しか分かんねぇよ!
まぁ英語しゃべれるスタッフもいないようなクラブはお断りだな、と思ったその時だ。
ソイツが片言の英語でしゃべりだしやがったんだよ。

 ソイツ 『ワタシ、サウスアメェリカ、アルゼンチンカラキタヨー。
       アナタニ、ウチノカントクニナッテモライタイアルヨー。
       コノユニフォームノチームデ、イッショニタタカイマセンカー?』

そう言いながらソイツはこのユニフォームをカバンから出してきた。

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さすがの俺もド肝を抜かれた…
まさか天下のアルゼンチン代表がいきなり来るとは思ってなかったからな。
勿論一瞬後には、サッカー界も俺というスターを求めてるのだと理解したよ
俺のようなOnly1の存在感を持つ人間は、サッカー界広しと言えど存在していないのだとね。

W杯制覇…
ヨーロッパ、CLというのを念頭に置いていたがこれはこれで悪くない。
俺はジェスチャーでOKだ、と示してやった。
      

するとソイツは笑顔で握手を求めてきた後、航空券をいきなり出してきた。
フライトの出発時間を見ると、今夜ときやがった。もう荷造りの時間もねえよ!
少しカチンと来たが、こんなチャンスは逃せん。
俺様はギター1本担いで行くことにした。
ギター1本、Gパン1本でスウェーデンからアメリカに来た日を思い出すな…



そして今、飛び立つ飛行機の窓からLAの景色を眺めながらこれを書いている。
いよいよ俺様の第二の人生の始まりだ。
栄光に満ちた道が俺には見えてるから何の不安もない。
これからお前達はこの日記が更新するのを24時間体制で楽しみにしていてくれ。
それじゃ、Play Loud!!
 
 
 
 
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by yjmalmsteen | 2006-07-08 22:00 | 06-07 At. Rafaela